「空想世界構築教典」を読んでみた

本日の内容

空想世界構築教典

「空想世界構築教典」という本を読んでみました。

空想世界構築教典

空想世界構築教典

わりと面白かったです。

歴史や文化史のおいしいところをつまみ食い

この本は、自分で小説・マンガ・ゲームなどを作る時の、細かい設定を考えるためのヒント集みたいなものです。城塞都市と商業都市はどんな風に違うかとか、宗教を作る(設定する)ならどんなタイプの宗教が人々にどのような影響を与えるかとか、そういうことが書いてあります。


私は、こういうのを読むのが好きなんです。世界史や文化史・文化人類学(というと大げさですが)の、おいしいところをちょこちょこと紹介してくれるからです。


例えば「ふーん、一神教はこういう考えで、多神教はこういう考えなのか」みたいな。

世界史で、古代ローマ帝国は313年にキリスト教を国教とした、と習いますよね。で、「唯一神教は結束が固く他宗教に不寛容であるが、強力なリーダーを得た場合に強くなる」「古代ローマ帝国は300年ごろに、法による統治が行き詰っていたので、唯一神教であるキリスト教を取り入れて、信仰を皇帝崇拝にすり替えて延命を図った」なんてのを読むと、なるほどそうだったのか、だから覚えさせられたんだな、と思うわけです。


(歴史書ではないので、本当にそうなのかは、前後の歴史を調べてみないとだめですけど。)

似たような本の紹介

この手の本は結構出ていて、ファンタジーRPG100の常識 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック) (いくつかシリーズが出てます) が理屈っぽいですが面白く、ファンタジーサバイバルブック (Truth in fantasy)はアウトドアの技術に絞っていますが、かなり詳しくて面白いです。


ファンタジーゲームや小説に興味がない方も、たまにこういう本を読んでみても楽しいんじゃないでしょうか。











おしまい。