マンガ「軍鶏」を読みました

本日の内容

  • マンガ「軍鶏」を読みました
    • 暗い格闘技マンガ
    • 一瞬を切り取ったような絵
  • エンディング(ネタバレあり)

マンガ「軍鶏」を読みました

格闘技マンガ「軍鶏」を、最後まで読みました。34巻で完結です。

軍鶏(34)<完> (イブニングKC)

軍鶏(34)<完> (イブニングKC)

ハッピーエンドではないんですが、わずかに救われる話のような気がしました。

※ネタバレがあります。

暗い格闘技マンガ

「軍鶏」は、格闘技マンガにしては話が暗く、あんまりスカッとするタイプではありません。

しかし、私は割と好きでした。格闘技マンガ全般が好きなこともありますが、このマンガは、格闘技って結局暴力だよなあ、ということを思い出させてくれるからかもしれません。

一瞬を切り取ったような、止め絵のような絵

絵も好きでした。
止め絵というか、格闘のシーンの一瞬を切り取って描いたような感じがします。

http://z.mfcdn.net/store/manga/643/17-168.0/compressed/Shamo_v17_068.jpg

こちらは格闘技マンガの代表作「バキ」シリーズの絵です。こちらはものすごく動きがあるように思いません?

http://livedoor.blogimg.jp/don_29/imgs/6/2/62ae9eb3.jpg

エンディングは少し救われる話かも知れない(ネタバレあり)

※ネタバレがあります。


今回はじめて最後まで読みました。

リョウが拾った犬のペロは、地獄変に出てくる猿の良秀と似ていたように思います。
良秀(父親)もリョウも、自分が大切な人(娘だったり妹だったり)に寄り添って守ってやりたいが、自分はヤバい世界に足を突っ込んでいいて、そばには寄れない。だから、自分の良心(善良な面)を動物に託して、娘や妹のそばに置いておいた、という気が、私はします。


今までのつけを支払うのに近かったリョウの最期は、破滅を一人で背負って逝ったように思います。昔は「関わる者すべてを破滅させる」なんて言われたし、実際に破滅させた人間は、対戦相手に限らず、それこそ山のようにいたのに。

そんなわけで、破滅やごうといったものを、周囲に与えずに一人で背負って逝った点で、ある程度救われる話のような気がしました。リョウとしての責任のとり方は、こういう形だったのかな、なんて。ある意味では安らかな最期とも言えましたし。

というわけで、ハッピーエンドはないものの、少し救われる話のような気がしました。


でも、できれば、リョウには、妹とトーキチとワクイサキコの世界に戻って欲しかったですけれども、それは、仕方ないというか、かなわない望みなのかなあ。










おしまい。