「偽科学・珍科学読本」を読んでみた

本日の内容

  • 「偽科学・珍科学読本」を読んでみた
  • のちに否定された学問
  • 害悪である学問
  • 昔大流行した変なこと
  • 今から見るとかなり変なこと

「偽科学・珍科学読本」を読んでみた

「偽科学・珍科学読本」という本を読んでみました。

図説 偽科学・珍学説読本

図説 偽科学・珍学説読本

なかなかおもしろかったです。

のちに否定された学問

骨相学のようにのちに否定された学問や、「映画にポップコーンの写真を混ぜておくと無意識にポップコーンが食べたくなる」みたいな、間違った思い込みなどが書いてあります。
サブリミナル効果については、私は信じていません。昔、メディア・セックス (集英社文庫) メディア・レイプ という本を読んだら、逆に信じられなくなりました(笑)。)

害悪である学問

ナチスの思想の元になった優生学なんてのは、明らかに罪作りですが、骨相学という「頭蓋骨の形を測ると、その人の脳の働き・ひいてはその人の優秀さが分かる」なんてのも、相等の罪作りなんだそうです。

今となっては、単なるバカ学問としか思えませんが、骨相学はかなりの間信じられていて、就職試験(検査?)等にも使われていたんだそうです。ですから、全く意味のない基準で振り落とされたり、自分の適性とぜんぜん違う仕事をしていた人が大勢いたはずです。


しかし、骨相学が、ルワンダ大虐殺のきっかけになったとなると、ちょっとまずいですね。ベルギーがルワンダを植民地にする際に、フツ族ツチ族を骨相学的に計り、「あらゆる点でツチ族フツ族より優れている」という結果をだし、それにあわせて思いっきり差別的な政策をとったんだそうです。

そのおかげで民族対立が始まり、今に至る、と。


うーむ、これはひどいなあ。

今から見るとかなり変なこと

他に「昔大流行した変なこと」なんてもの扱っています。

タバコの煙で浣腸すると健康によくて、欧米の裕福な人々は浣腸屋さん(!)に行って煙の浣腸してもらってたとか、女性のヒステリーにはマッサージがとても効き目があり、股間にバイブレーターを当てるマッサージ屋さんが大流行したとか、結構すごいことも書いてあったり。

ちなみに、バイブレーターの話は、いわゆる下ネタであります。当時の女性は性的に抑圧されていたので、欲求不満を解消するとヒステリーもなくなるのは、おそらく事実だったでしょう。
しかし、この状況は、成年男性向け映像作品で近年ブームになった「人妻オイルマッサージシリーズ」のような話です(笑)。

しかも、上流階級の紳士たちが、自分の奥さんがマッサージ屋に通ってはなんぞやしてるのに、そのことの意味を全然知らない、というのは、けっこうすごい状況ではあります。


これ、町田智浩さんがラジオで話しているのを聴いていなかったら、ちょっと信じられなかったかもしれません。





というようなことが書いてあります。ご興味のある向きは、読んでみてはいかがでしょう?







おしまい。