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個人情報を収集して広告に役立ててもいいんじゃない?

本日の内容

  • 個人情報を収集するテレビが出た?
  • アマゾンのおすすめ機能
  • ビッグデータによる社会的損失の回避
  • 効率的な広告の利点
  • 電話番号通知
  • 顧客情報の取引・売買は強力に規制すべき
  • でも嫌です

個人情報を収集するテレビが出た?

はてなブックマークから。東芝REGZA、Tポイントと連携しないと広告が表示され、連携するとテレビの操作情報がCCCに駄々漏れになる件|I believe in technology
かなり嫌味に批判してます。じゃあ、何とかしていいところがないか考えてみました。

アマゾンのおすすめ機能

以前

アマゾンで買い物をすると「これはいかがですか」って出てくるのが気持ち悪い

と言ったら

なぜ?行きつけの店で「これいかがですか」って言われるのは構わないんでしょ?

と言われてなるほどと思ったことがあります。

ビッグデータによる社会的損失の回避

ラジオ番組「荻上チキのSession-22」でやってた話だと思いますが、ビッグデータを活用したマーケティングを活かせば、風邪・インフルエンザ拡散防止ができるそうです。

こういう話です。

コンビニで売り上げというビッグデータを本当に活用すると、次に何が売れるか予想がつく。
それも、「銀座店では5月12日の午後3時ごろに、ハムカツサンドが3個売れる」というレベルで予想がつく。

これをマスクの売り上げに当てはめると、今どこでどのくらい風邪が蔓延しているか予想がつく。
マスクの売り上げ予想がそのまま、今後の風邪・インフルエンザの拡散予想になる。

今後、風邪・インフルエンザが拡散すると予想される店舗に、事前に風邪薬を供給しておくことで、風邪薬の品薄が防げるし、また風邪・インフルエンザ拡散防止につながる。

つまり、ビッグデータを活用したマーケティングを、風邪・インフルエンザの拡散防止に使うことができる。

つまり、ビッグデータを活用すれば、風邪の蔓延による社会的損失を回避できるわけです。もうすでにやってる話だったか、「やればできる」という可能性の話だったか、忘れましたけど。


ビッグデータを活用すると、需要と供給をぴったり合わせることができるし、無駄がなくなると同時に効率的になる、という話です。

効率的な広告の利点

ビッグデータの活用って、大量顧客情報の徹底分析ですよね?なら、REGZAで集めた大量顧客情報も徹底分析することにより、「需要と供給をぴったり合わせる」とか「無駄がない」「効率的になる」みたいなことを期待してもいいんじゃないでしょうか。

風邪・インフルエンザ拡散防止みたいに、社会的な無駄なコストをカットしたり、効率的なリソースの使い方に繋げられないでしょうか。
東芝の英断でいよいよテレビ視聴もTポイント連動の時代へ(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュースには

おーおぅ、堕ちたな東芝。視聴者の情報を売ってまで、儲けたいか。そりゃ、どんな番組見てるかわかりゃぁ、効果的な広告を送りつけられるわなぁ。:Reading

という声がありましたが、堕ちたんでしょうか。そうばかりも言えないでしょう。


消費ターゲットにのみ効果的な広告を打てるなら、広告コストをカットできるでしょう。なら、製品の価格が下がることが期待できます。


興味のない広告を見ないでいい、という効果もあるでしょう。私のように、家族の前で生理用品のCMを見ると未だにどぎまぎしてしまう、という人なら、こういう広告を見ないですむのはありがたいです。
いらない広告を見ないですむのは、お互いに都合のいいことだと思います。


また、テレビの広告がアマゾンのおすすめ機能のように商品を選んできたら、便利だと思う人の方が多いんじゃないでしょうか。

電話番号通知

昔は、かけてきた相手の電話番号を知るのは、逆探知と言って、何かの事件でもない限りできませんでした。しかし、今はほぼ誰もが相手に自分の電話番号を知らせて気にしません。それどころか「相手の番号がわからないと不安だ」ということにまでなりました。


そこまでして守っていた「プライバシー」って、結局は守る必要がなかった(守らないほうが便利になった)ようです。アマゾンのおすすめ機能も、今でも気にしている人は少ないでしょう。

今回の話も、数年もすると電話の番号通知のような、守る意味のないプライバシーになっているかも知れません。

顧客情報の取引・売買は強力に規制すべき

しかし、この話はちょっとからくりがありまして、「視聴者の情報を売ってまで、儲けたいか」を意図的に無視しました。つまり、「堕ちたな東芝」と言った人は、顧客情報の活用を懸念しているわけじゃなくて、顧客情報が他者に売られることを懸念しているわけです。


私もそう思います。顧客情報の売り買いがどうなるか、というのは、2014年のベネッセ顧客名簿流出事件でわかったと思います。(特殊詐欺(オレオレ詐欺他)の補償をジャストシステムやECC等にやらせてみては? - CrazyCrescent のブログ )ブローカーのような業者が暗躍し、おそらくオレオレ詐欺の温床になっているでしょう。

顧客情報の売り買いには、強力な規制をかける必要があると思います。

でも嫌です

でも、仮に顧客情報の売り買いが強力に規制されたとしても、私も情報を収集されるのは嫌です。今回は批判が嫌味だったので、無理にいいところを探してみた、という話です。






おしまい。