岩波ジュニア新書「考古学の挑戦」を読んでみた

本日の内容

  • 小学生風に書いてみる
  • 内容はちょっとむずかしい
  • 石器の使い方を知る方法
  • 情熱をこめて考古学へと招待している本


小学生風に書いてみる

ぼくは、岩波ジュニア新書の「考古学の挑戦」を読みました。なぜかというと、考古学者の人たちは、どうやって見たことも行ったこともない昔のことを知ったのか、知りたかったからです。

考古学の挑戦――地中に問いかける歴史学 (岩波ジュニア新書)

考古学の挑戦――地中に問いかける歴史学 (岩波ジュニア新書)

ちょっとむずかしかったけど、おもしろかったです。

内容はちょっとむずかしい

炭素14半減期による年代測定のことは、べつな本で読んで知っていました。でも、実際にやってみるには、資料からいらないものを酸やアルカリで洗い流し、真空中で高温にして炭化させた後、二酸化炭素にして測定する、なんていうのは知りませんでした。こういうことがとってもくわしく書いてあるので、読むのだけでせいいっぱいでした。
でも、年代測定の誤差を補正する話は、なるほどと思いました。

石器の使い方を知る方法

実験考古学の話は、とってもおもしろかったです。石器があって、使い方を知りたいとします。それには、けんび鏡で使用痕(しようこん)を調べて、どうやって使っていたか推測したあとに、実際に作って使ってみて、その通りの使用痕ができるかやってみます。なるほど、これなら、見たことも行ったこともない昔のことを知ることができるなあ、と思いました。

「この石器の使い方を考えなさい」と言われたら、ぼくもこうやるかも知れません。けれど、考古学者の人はしっかりと学問になるようなかたちでやっているので、すごいなあと思いました。

情熱をこめて考古学へと招待している本

この本を読んでいると、考古学者がやっていることを紹介してもらっているような、考古学者の仕事の現場を見学しているような気分になります。ひょっとすると、しょうらい考古学者になりたいという人のために書かれたのかも知れません。岩波ジュニア新書という、ぼくたちむけのシリーズから出ていますし。

正直に言うと、そういう目的のためには、ややむずかしすぎると思います。でも、著者たちが、情熱をかたむけてこの本を作ったことは伝わってきます。ぼくのように、ただ興味があるだけの人が読んでもいいけど、どうせなら、考古学にきょうみがある高校生や、意欲のある中学生にも読んでほしいと思います。わからないことだらけになるはずなので、わかるところやきょうみがあるところだけを読んでも、著者たちの情熱は、十分に伝わると思います。




おしまい。