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麻倉怜士「オーディオの作法」を読んでみた

読書・テレビ・ラジオ 音楽

本日の内容

  • 麻倉怜士「オーディオの作法」を読んでみた
  • 首肯しかねる部分
  • パソコンでやっちゃえば?
  • 「パソコンでやっちゃえば?」のネタ本
  • 可処分所得で分けてみる


麻倉怜士「オーディオの作法」を読んでみた

麻倉怜士「オーディオの作法」を読んでみました。

オーディオの作法 (ソフトバンク新書)

オーディオの作法 (ソフトバンク新書)

私には高度すぎたのか、よくわかりませんでした。

首肯しかねる部分

「初心者以上マニア未満」向けのオーディオ入門なので、ずぶの素人である私には難しかったのかも知れません。でも、ちょっと首肯しかねる話があるような。


家庭に来る電源はノイズが乗っているし、家電製品からもノイズが乗るそうです。で、それ用の電源装置を使うと音が劇的に良くなるとか。そうなのかなあ。だったら乾電池や充電電池で動く携帯プレイヤーはどうなるのかなあ。
で、クリアな電気はいいケーブルに乗せてオーディオ装置に送る必要があるとか。そうかも知れないけど、オーディオ装置内の配線のことは考えないのかなあ。どんなにいいケーブルを使っても、内部の配線がそれ以下なら無駄じゃないかなあ。


CDはデジタルメディアですが、CDドライブはどうしても完全には読み込めないそうです。ですので、思いきって最高の光学ガラスで作られたCDがあり、それは読み込みエラーが極めて少ないので、とんでもなくいい音がするそうです。カラヤンぎらいの人がカラヤン大好きになるぐらい違うんだとか。
そうなのかなあ。音源をデジタルダウンロードして再生する方式は、最初からそれをクリアしてるはずだけど、「CDと違って読み込みが完璧だからとんでもないくいい音がする」って話は聞かないけどなあ。


なんてところが、首肯しかねました。素人考えなので、著者の方やオーディオに詳しい方には鼻で笑われる話かも知れませんが。

パソコンでやっちゃえば?

というわけで、電源と音源の問題は、ノートパソコンでやっちゃえばクリアできません?


オーディオを鳴らす時は充電電池でやります。充電電池は直流ですから、ノイズはなくて電圧の問題だけです。完全スタンドアロンにすれば、ノイズ源からもかなり隔離できるでしょう。なんだったらファンレスSSDにして光学ドライブ他駆動部分を完全になくしたノートパソコンにすれば、自分自身のノイズも非常に低くできます。(光学ドライブがないのは後述します。)
音源はダウンロードにすれば、1bitも狂わない完全な音源が入手できます*1。再生ソフトをよく選べば、おそらく1bitも漏らさない再生が可能でしょう。これなら光学ドライブもいらないので一石二鳥です。


そうやって取り出した音楽デジタルデータをUSBから出力すれば、あとは好きなだけ高音質のオーディオ装置につなげるんじゃないかと。

「パソコンでやっちゃえば?」のネタ本

実は「パソコンでオーディオをやっちゃえば?」というのは

この本が元ネタです。前にも紹介しましたけど。
こっちはずぶの素人から昔やってた人あたりがターゲットです。私はオーディオよりパソコンの方が得意なので、こちらの方が納得できました。

可処分所得で分けてみる

勝手に可処分所得で区分けするとして(笑)、オーディオに30万円〜100万円ぐらい用意できる方は「オーディオの作法」が、3万円〜10万円ぐらい用意できる方は「PCオーディオ超入門」が向いているんじゃないかと思います。(ただし、後者はある程度のパソコンの操作ができてデジタル音源の種類が3〜4つわかっているぐらいがいいです。)



おしまい。

*1:ダウンロードミスでデータが狂うということはまずありませんが、気になるならハッシュ値というものを参照してデータに狂いがあるかどうかを検証できる仕組みもあったと思います。データ提供側の協力も必要ですが