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まとめサイトのステマ問題とまとめサイトの卑怯な利点

本日の内容

  • 2ちゃんねるまとめサイトを装った詐欺的ステマがある
  • 管理人側から見たまとめサイトの卑怯な利点
    • 都合のいいネタだけ拾ってこられる
    • その意見がネット上の代表だと思わせることができる
    • 文責を問われない
    • 改変・架空の発言を挿入してもわからない
  • 卑怯な利点を利用したヘイトスピーチ
  • 広告を引き上げるべきではないか


2ちゃんねるまとめサイトを装った詐欺的ステマがある

先日こんな話がありました。
http://mainichi.jp/select/news/20141011k0000e040257000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20141011k0000e040257000c.html
ニュース記事はすぐなくなるので適当にまとめておきます。

2ちゃんねるまとめサイトを装った、詐欺的ステルスマーケティングサイトがある。
例えば
「俺、何の取りえもないけど大儲けした」というスレッド(話題)があり
「んなわけない」というツッコミが入りつつ「やってみたらホントに儲けた」という人が出現し
リンク先をたどると詐欺的金融業者などにつながる
などといった手法が使われる。

というような内容です。
私はこれを見て「さもありなん」と思いました。2ちゃんねるまとめサイトにはいくつかの「卑怯な利点」があり、それらを使えば確かに詐欺ができるなあ、と思ったからです。


(ついでに言うと「2ちゃんねるまとめサイト」とは、2ちゃんねるでやりとりされている話題の中から面白そうなものを選び、その中から面白そうなやりとり(発言)を抜き出して掲載するサイトです。他人の発言をコピー&ペーストしてサイトを作っているので「コピペブログ」とも呼ばれます。2ちゃんねるまとめサイトは、ものによってはかなりの閲覧数を誇り、アフィリエイト収入(広告収入)も多いそうです。)

ステルスマーケティングとは、見ている人に広告と気づかせない広告のことです。「ステマ」と略されることもあります。口コミサイトなどに一般利用者のふりをして高評価を書き込む、なんてのが一般的でしょう。サクラに近いかな?)

管理人側から見たまとめサイトの卑怯な利点

管理人側から見た2ちゃんねるまとめサイトの利点はけっこうあります。「卑怯なことをするのに便利」という感もありますが。

都合のいいネタだけ拾ってこられる

自分に都合のいいネタ(スレッド・発言)だけを拾ってこられます。2ちゃんねるには毎日膨大な発言が書き込まれるので、自分にとって都合のいいネタを探すのは難しくありません。

その意見がネット上の代表だと思わせることができる

2ちゃんねるには「情強(情報強者。様々なことに精通した者)が最新の話題について本音を言い合っている」というイメージがあります。それを利用して、自分のまとめサイトの内容がネット上の代表意見とかネット民の本音だ、と思わせることができます。

文責を問われない

自分は何も書かないので、責任を問われることがありません。仮に「事実誤認じゃないか?」「ある人(芸能人や政治家等)への名誉棄損じゃないか?」という指摘があったとしても「2ちゃんねるで言われていることだから」「私が言ったことじゃないから」と逃げられます。

改変や架空の発言の挿入をしてもわからない

元になるスレッドを見る人はほとんどいない(過去ログ倉庫に入ったら閲覧が有料になる)ので、少々の改変や架空の意見を挿入しても気づかれません。例えば、スレタイ(スレッドタイトル、話題の題名)を読者の目を引きやすい形に変えているサイトは多々あります。

これを極端な形で行って読者を欺くと、今回のまとめサイトステマ問題(全てが架空の発言)になります。

卑怯な利点を利用したヘイトスピーチ

2ちゃんねるまとめサイトにはこのような卑怯な利点がありますから、自分の主張をネット上の主流の意見であるかのように発信できます。文責がないので炎上の心配もありません。
これ、うますぎる方法だよなあ。私もたまにやってみたくなるもん。


これを使った「中国韓国叩き」は、まとめサイトの元祖「痛いニュース痛いニュース(ノ∀`) - ライブドアブログ )」が始めたことですが、痛いニュース痛ニュー)が成功したことにより、後続のまとめサイトも多かれ少なかれこの手法を踏襲しているように思えます。
「中国韓国叩き」だけでなく、「これだからチョンは」ネタや「まんこは糞*1」「ナマポ(生活保護受給者)は煙草吸ってパチンコやって金もらう寄生虫」「○○はマスゴミ(マスコミを揶揄した言葉)の捏造」ネタでも行けます。っていうか、何でもいけるんですけど。


最初はこんなんじゃなかったんだけどなあ。「2ちゃんねるってこんなバカ話してるのか」というのを紹介する、けっこう楽しいサイトだったんだけどなあ。

広告を引き上げるべきではないか

というような話は、私が2ちゃんねるに入り浸って気が付きました。

まとめサイトを見続けていてどっか変だと思ったので、本家本元である2ちゃんねるを見に行くことにしました。しばらく入り浸ってわかったことは「本家の2ちゃんねるの内容と2ちゃんねるまとめサイトの内容はかなり違う」ということでした。

みんな最初から気づいてるのかも知れませんが。


で、遠慮会釈なく言えば、そのような卑怯な利点の裏に隠れてヘイトスピーチを撒き散らすようなサイトは、消えてなくればいいと思っています。ですので私は見ません。なんとなくいやになって、2ちゃんねるも見なくなりました。


しかし、広告を出している企業は、自分が広告を出しているサイトがヘイトスピーチをしているかどうかを確かめないんでしょうかね?それとも大量の閲覧数さえあれば内容を気にしないか、逆に閲覧数が増えるので喜んでいるんでしょうか?
そういうサイトからは広告を引き上げたほうがいいと思うんだけどなあ。

おそらく、ほとんどのサイトが広告収入を、大きな目的にしているんだろうし。


おしまい。

*1:女性専用車両は女のわがまま」「青少年健全育成条例児童ポルノ規制法は若さに対するババアの嫉妬」等